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歯がしみる。知覚過敏かチェックするには

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あなたは最近歯が歯磨きをしている時やうがいで歯がしみる、なんてことはありませんか?

もしかすると、それは知覚過敏かもしれません。知覚過敏とは虫歯ができた訳でもなく、歯がしみるような症状を感じる現象をいいます。

では、なぜ虫歯でなくても歯がしみる症状が起きるのでしょうか?知覚過敏は冷たいものを飲んだ時に起きる事が有名ですが、歯ぎしりやくいしばり、強すぎる歯みがきなどによっても起きます。

歯の表面のエナメル質がすり減り、欠けるなどによって歯の象牙質が露出することで、神経へつながる象牙細管から刺激が伝わりやすくなり、痛い・しみるといった症状が現れます。

もしかしたら、自分は知覚過敏かも知れないと思ったら、次のチェック項目を読んでください。

  1. 冷たい飲み物や食べ物・熱い飲み物や食べ物に歯がしみる
  2. 甘いものがしみる
  3. 酸っぱいものがしみる
  4. 歯ブラシのとき、毛先が歯に当たるとしみる
  5. 歯肉が下がって歯の根元が露出している
  6. しみる痛みは一瞬から長くても数10秒程度である
  7. 歯ぎしりか、くいしばりがある
  8. 冷たい風に当たると歯がしみる

以上のどれか一つでも当てはまったら、知覚過敏の疑いアリです。ただし、虫歯になったときの症状と、似ているところもありますよね。詳しい診断は、歯科医院で検査してもらいましょう。

 

では、知覚過敏の治療法を紹介します。

1 知覚過敏用の歯磨き粉を使う

これは、ご自宅で試せる対策ですが、有名なものでは「シュミテクト」があります。知覚過敏用の歯磨き粉は、硝酸カリウムという成分により歯の神経を興奮しにくくさせて痛みを感じるのを抑えるという作用を利用しています。1~2週間くらい使い続けると、症状が緩和される効果が期待できるようです。

 

2 歯科医院でしみる部分をコーティングする(薬剤を塗る)

象牙質が露出するとしみるのが知覚過敏ですが、露出した象牙質の表面に歯に近い成分の材料を塗ると、痛みを感じる神経への刺激を遮断してくれ、知覚過敏を抑えてくれる効果があります。また、しみる症状が日常生活に支障がでる程度の場合、レジン(樹脂)・歯科用セメントなど、薬の塗布ではなく物理的象牙質カバーするコーティング材を使用する事もあります。

ちなみに薬の塗布の場合、1回だけでなく数回、塗布しなければ効果を得られないこともあります。コーティング材による治療の場合、毎日の食事や歯磨きで剥がれる事があり、剥がれてしまうと効果はなくなりますので人によっては数カ月で効果が薄れてきます。

 

3 マウスピースをつける(歯ぎしり・くいしばりの対応のため)

歯ぎしりや食いしばりなど過剰な力が歯の負担になっているときに、知覚過敏が起きる事があります。

起きているときの食いしばりは、意識してやらないようにできますが、寝ているときの歯ぎしりはマウスピース』という歯をカバーする器具を使用し歯ぎしりによるエナメル質、歯周組織の破壊を防ぐ治療が行われます。

寝ているときの歯ぎしり・食いしばりは、自分一人ではなかなか気付かないものです。音の出る歯ぎしりもあれば、音の出ない食いしばりもあり、家族に指摘されたことがなくても実は知らず知らずのうちに「疲れ・ストレス・不安」などから歯ぎしりをしていることもあります。

マウスピースは保険適用で作ることができ、3割負担の場合3000円前後~4000円程で作製することができます。

 

4 歯周病の治療をする

歯周病によって歯茎が下がると歯根が露出してきて知覚過敏が出やすくなります。当然、その歯周疾患を治さなければ知覚過敏も治りませんので、知覚過敏の治療と同時に歯周疾患の治療が行われます。

その際、歯周病の治療である歯石除去をすることによって、それまで歯根をカバーしていたもの(歯石)が剥がれてしまうことになり知覚過敏の症状が出やすくなります。「歯垢(プラーク)・歯石」を徹底的に除去し、歯周病を根気強く治療するだけでなく知覚過敏も根気強く治療していかなければなりません。

歯石が付着したままでは歯周病を治す事は難しいので、歯周病治療と併せて「薬剤の塗布・コーティング・マウスピース」など知覚過敏の治療を併用して行うようになります。治療をしなければ歯茎はどんどん下がってきて、より一層知覚過敏が悪化してしまうことになりかねませんし、歯周病治療は悪化を止めるには避けられない処置ですので、歯石を除去することによる、一時的な症状の悪化には塗り薬などを併用して治療をすすめていきます。

 

5 知覚過敏が重度のため神経を抜

これは最後の手段です。

前述の治療法を試みても、それでも知覚過敏が治らなければ最悪、神経を抜くことを選択するしかない場合もあります。さまざまな治療を行っても改善しない場合など、歯の神経を抜くことによって痛みを感じないようにするのです。ですがこの方法は安易に行うべきではありませんただ歯の神経を抜くと歯の痛みは感じなくなりますが、神経を取った歯は、歯の変色・歯が割れやすくなるなど、様々なマイナス面がありますので、歯の神経を抜くのは歯科治療でもやむを得ないときの最終手段の治療として行われます。

 

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