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歯肉が腫れた <その原因は歯周病菌だけじゃない>

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歯周病で歯肉が腫れる。聞いたことはありますか?歯周病は歯槽骨が溶かされる事によって起きる病気です。歯槽骨を溶かしてしまう原因には歯周病細菌が原因を引き起こしているもの以外にも、間接的に原因となっているものもあります。意外と知られていないものから、生活習慣病によるものまで多岐に渡ります。少し難しい単語もあるかもしれませんが、以下に挙げてみました。

根尖性歯周炎原因とするもの➡歯の神経を取る治療を行ったあと治療がうまくいっていないことが原因であったり、根の中に細菌が感染して起こることがほとんどです。根尖性歯周炎は大きくなると病巣が歯槽骨を突き破って、歯周ポケットと繋がってしまう場合があります。この結果、重度の歯周病とよく似た症状が現れます。原因が放置される時間が長くなるほどレントゲン上でも、重度の歯周病と区別するのが難しい場合もあります。

糖尿病原因とするもの➡歯周病が糖尿病に関係していると聞いたことはありますか?歯周病が進み出血や膿を出しているような歯周ポケットからは、炎症に関連した化学物質が血管を経由し手に体内に放出されます。
中等度以上の歯周ポケットが口の中全体にある場合、そのポケットの表面積は手のひらと同じ程度と考えられています。歯周ポケットの中は外からでは直接見えませんが、手のひらサイズの出血や膿が治療なしで放置されていると考えると、からだ全体からも無視できない問題であることがわかると思います。歯周ポケットから入り込んで血流にのった炎症関連の化学物質は、体のなかで血糖値を下げるインスリンを効きにくくします。そのため、糖尿病の発症・進行が起こりやすくなります。

かみ合わせ原因とするもの➡かみ合わせによる重度の歯肉の腫れは、咬合性外傷と言います。咬合とは上下の歯のかみ合わせのことで、かみ合わせに異常があり歯周病様の症状を伴っている状態を言います。厳密には咬合性外傷は歯周病とは原因が違うため別の病気の分類になりますが、咬合性外傷と歯周病は症状がとても似ているためにセルフチェックでは判別が難しいことがあります。

かぶせもの(詰め物)原因とするもの➡歯の治療後にかぶせる被せ物(詰め物も同様)は、虫歯で失われた歯をもとの形態へ再現するように作られます。処置前の顎の位置と同じ状態でかぶせなければいけないのですが、この調整が十分でないと被せ物を行った歯や、かみ合う歯に他の歯よりも過度の力が加わる状態になり、重度の歯周病に近い症状が出ることがあります。処置後とにかく歯磨きを頑張って行っても出血や歯茎の腫れがいつまで経っても治まらない、ものを咬むと痛みが走る、または歯が揺れる症状が現れる場合はかぶせものの調整が必要なことがあります。

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